2007年12月号 障がい者雇用
一般質問では、視覚障がい者の方々の雇用についても提案をいたしました。以下概要をご報告いたします。
県立盲学校の学科について
県立盲学校専攻科には、現在、理療科と保健理療科の二つの学科があり、あんまやマッサージ、そして、はりやきゅうなどの実技を学び、卒業後は、マッサージ師や鍼灸師として働く方が多くいます。
しかし、こうしたマッサージ等の分野は、近年、駅前などを中心に、店舗の開設が多くなり、視覚障害者以外の方が就職する割合が増えているようです。ここ2年間の就業者数の全国的な推移を見ると、あんまマッサージ指圧師が2891人増(+2.9%)、はり師が4718人増(+6.2%)、きゅう師が4832人増(+6.4%)と大きく増え、競争が激化している様子がうかがえます。
こうした傾向が続くと、視覚障害者の就職先が先細りとなることも懸念されます。
そこで、視覚障害者の就職先を確保していくためには、理療科と保健理療科以外の新しい学科の設置、例えば情報処理等の学科の設置を検討することが必要ではないかと考え、
先日の本会議にて提案を行いました。
県職員への採用について
県では、知事部局、企業局、病院局を含めると、183名の障害者の方が勤務しており、このうち、視覚障害者の方は、15名とのことです。この人数では、まだまだ十分なものとは言えないと思います。
視覚障害者の方は、仕事をするに当たっての支援機器や支援ソフトの発達により、そうしたものを使いこなせれば十分な仕事ができるそうです。
県の5か年計画の中で、民間企業の障害者雇用率を平成23年に法定雇用率である1.8%にするとされていますので、県として民間に範を示す意味からも、視覚障害者の採用の拡大を図る必要があるのではないでしょうか。

